新年あけましておめでとうございます。
年末年始は、ずっと良い天気に恵まれて、寒いけれど冬らしい澄んだ空気のお正月を迎えることができました。
今は、年明けに出荷する最後の市田柿が、完成に近づいているところです。
最後に皮むきをした市田柿も、こうしてすっかり乾燥して、粉出しの作業をしています。
この、ドラム式洗濯機のような形の機械は「柿もみ機」といって、回転することで、中に入った市田柿の重みで、柿を揉んでいます。
こちらは「粉出し機」という名前で、市田柿を揺することで揉んでゆきます。
「柿もみ機」に入れて揉むとつぶれてしまいそうな、大粒のものや、柔らかめの実を揉むときに使います。
どちらも、粉を出すために柿を揉む、という目的は同じです。
柿を揉むことで、実の中から糖分を含んだ果汁がほんの少し出てきます。
そして、その糖が結晶化することで、薄く白い粉をまとった市田柿になるのです。
最初の写真に比べると、少しだけ粉が出ているのが、お分かりになるでしょうか。
1月15日からは、早割分の市田柿のお届けが始まります。
ご注文いただいた皆様、どうぞ楽しみにお待ちください。
まだまだ、在庫もございます。
年明けのご注文も受け付けておりますので、どうぞご利用ください。