新規就農里親制度

新規就農里親制度とは

 新規就農を希望される方にとって、農業を始めるための実践的な技術の習得や、就農のための農地・住宅等を確保することは共通した課題です。
このため長野県では、熟練農業者の方を「里親」として登録し、独立就農を希望する新規参入希望者等の方に御紹介する「長野県新規就農里親制度」により、県内での就農を支援しています。
(長野県ホームページより)

「新規就農里親制度」の詳細については、長野県のホームページをご覧ください。

虎岩旬菜園での研修 

虎岩旬菜園は、平成22年に里親として認定されました。

翌23年5月より1組の夫婦を里親研修生として受け入れました。その後、25年4月に、市田柿とアスパラガス、水稲を栽培する農家として就農しました。
さらに、24年4月からは2組目の夫婦を受け入れ、26年4月より、フルーツトウモロコシ、市田柿、水稲を栽培する農家として就農しました。
平成27年4月より、3組目の研修生を受け入れ、2年間の研修後、フルーツとうもろこし、市田柿を栽培する農家として就農しております。

 一般的な農業研修は、農作業だけを行うことが多いのですが、農家になるためには、経営や栽培の科学的な知識が必要となります。
虎岩旬菜園の研修では、農作業を通して農業の技術を身につけることに加えて、農業に必要な様々な知識を勉強していただきます。
​ また、出荷用のフルーツとうもろこしや市田柿の栽培技術だけではなく、家庭菜園で様々な野菜を育てること、加工品作りや原木キノコの栽培など、暮らしを豊かにするための技術を学んでいただきたいと考えています。

また、農家は、栽培技術だけではなく農業経営も身につける必要があります
消費者への直販のやり方や様々なチャンネルへの販売方法、 より良い作物の組み合わせ方(栽培する作物が複数の方が経営が安定します)など、研修終了後早い段階で「農業収入>生活費」となるように、その人にあった農業経営をアドバイスしています

暮らしを豊かにする農業を

最近の農業を論じる話は、「農業でも何千万円、何億円売り上げるようになった」というお金を稼ぐという面だけを強調したものが多いように思えます。が、農業はお金を稼ぐだけではなく、生活を豊かにもできます。しっかり稼ぐと同時に、暮らしを豊かにする農業を勧めています。

 稼いだお金で消費する生活から、自分で育てたものを自分で食べる豊かな暮らしへ。

 自分で育てた旬の野菜や果物は本当に美味しいです!

​ 農業は、暮らしを豊かにする​ことができる仕事です。
​そんな農業を目指しませんか?