蜂の子といえば、長野県の郷土食。
こちらに引っ越してきてすぐの頃は、道の駅や市場などで、ハチの巣が普通に売られているのを見てびっくりしていました。
蜂の子が好きな人が買って、家庭でハチの巣から幼虫を取り出して、調理するのでしょう。
一般的には、スズメバチの幼虫を食べるようですが、今回は、市田柿の畑でアシナガバチの巣を見つけたので、食べてみました。
(蜂の幼虫の写真がありますので、苦手な方はご注意ください)
まず、巣から蜂の子を取り出します。
今回は、下の子がおもしろがって、爪楊枝で全部取り出してくれました。
小さな巣でしたが、意外にたくさん入っていました。全部で15匹ほどです。
取り出した蜂の子を、まず油で炒めます。
しっかり炒めたら、砂糖としょうゆで濃い目に味を付けて完成です。
食べてみると、甘辛くてクリーミーで、なかなか美味しかったです。
個人的には、足や羽が生えてほぼ成虫の姿になった蜂の方が、小エビの佃煮のようで好きでした。
これから夏にかけて、まだまだ蜂が巣作りをする季節です。
また巣を見つけたら食べてみよう、と家族で意見が一致しました。