この時期は、家の周りの木を切って、薪ストーブ用の薪を準備しています。
毎年少しずつ木を切ってゆかないと、どんどん家の周囲が森に戻っていってしまうので、薪づくりは山林の整備もできて、一石二鳥の仕事です。
切り倒した木は、薪ストーブに入る長さに揃えて、太い幹の部分を薪割り機で割ってから、薪棚に積み上げてゆきます。
キノコの原木にちょうど良い太さの薪は、別にとっておいて、後で使います。
今年は、シイタケやナメコの菌を打つ予定です。
薪を割っていると、中からカミキリムシの幼虫が何匹も出てきます。
「ゴトウムシ」といって、昔から貴重な蛋白源として食べられていたそうです。
フライパンで炒って、しょうゆをかけると美味しいよ、と教えていただいて、我が家でも挑戦しました。
お味は…あまり味わう気持ちの余裕がなく食べてしまったのですが、クリーミーで淡白な味でした。
そして、気のせいか、食べた瞬間に体が元気になったような気がします。
薪取りの時期限定の、山のごちそうですね。