ずいぶん久しぶりのブログ更新になってしまいましたが、ここ飯田にも、ようやく秋の気配が訪れてきました。
市田柿の実も、どんどん色付いて、収穫時期が近づいています。
我が家でも、今月末から収穫を始めようと、今は柿干場の準備を進めているところです。


まずは、柿干し場や道具を大掃除します。
水で洗浄できない場所は、しっかりと拭き掃除をして清潔にします。

今年は、柿の実を干す「柿のれん」を、新調しました。

「柿のれん」は大きな糸巻きに巻かれた状態で販売されているのを、同じ長さになるよう、一本ずつ切ってゆきます。
この糸巻き一つに、約1450個分の柿の実を吊るすクリップが付いています。
我が家では、干し場に合わせて、柿のれん一本当たり21個の柿の実が吊るすことができるよう、切り揃えました。

収穫はもう目前ですが、気候の方は、まだまだ市田柿を干せるような温度、湿度に下がってくれません。
今年は収穫後の柿をしばらく保冷庫で保管して気温が下がるのを待ち、干し始めを少し遅らせようと考えています。

