無事、今年の田植えが終わりました!
今年のお米作りには、バイオスティミュラント(生物刺激剤)資材を、サンプルでいただいたので、生育に違いがあるのか実験しています。
バイオスティミュラントというのは、あまり耳慣れない言葉ですが、植物の生理機能を活性化させて、成長力や免疫力を高めることで、収量や品質、保存性を向上させる資材のことです。
はっきりとした定義は、まだ決まっていないようですが、昔からある「ぼかし肥料」や「お酢」などのように、植物を元気にする資材全般を指すようです。
今回、使ってみたのはこの2種類。
「エンビタ」は、微生物が直接、植物の体内に入り込んで、窒素固定をしてくれるという資材です。
一度、水に溶かして静置して、微生物を「目覚めさせ」てから稲の苗に与えます。
すると、稲の細胞の中に取り込まれて、そこで働き続けるという、なんとも不思議な働きをするそうです。
こちらは「WONDA粒剤」。
海藻エキスや納豆菌、アミノ酸などが入っていて、猛暑の高温環境でも植物の光合成を助けてくれるとのことです。
ぼかし肥料によくにた匂いがしました。
・何も入れない苗
・エンビタだけを入れた苗
・WONDA粒剤だけを入れた
・両方入れた苗
と、4種類試してみました。
いまのところ、特に違いは見られませんが、生育中には変化があるでしょうか。
楽しみです。