ようやく、長い長い残暑が終わり、朝晩が冷え込むようになってきました。
我が家でも、今年の市田柿の収穫と皮むき・吊るし作業を終え、今は干し上がりを待っているところです。
今年は、夏の猛暑と干ばつの影響で、市田柿の収穫量が半減してしまいました。
また、11月に入ってからも暖かい日や雨の日が多く、干し柿づくりには難しい天候が続きました。
地域の市田柿農家さんたちも、今年は皆、苦労しているようです。
それでも、心配していた柿の品質については、しっかりと熟して甘みのある実が収穫出来ました。
量は少なくなりましたが、今年も美味しい市田柿をお届けできると思います。
収穫後の市田柿の畑は、きれいに紅葉していました。
ここ数年は、農業をしていて温暖化の影響を本当に強く感じています。
極端な高温や、災害級の大雨、暖冬などで、以前と同じように農作物を育ててて加工することが、難しくなってきていると肌で実感します。
来年からは、干ばつに備えて柿畑に灌漑設備を入れたり、干し場環境を改良するなど、設備投資にも力を入れていかなければ、と強く思いました。
年末近くなりますが、今年も市田柿のお届けを楽しみにお待ちいただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
~お知らせ~
昨今の資材高騰を受けて、今シーズンの市田柿について値上げをさせていただきました。
大変申し訳ございませんが、どうぞご理解いただけますと幸いです。