このところ暖かい日が続いていましたが、今夜は久々にしっかりと冷え込みそうです。
我が家では、先月末に収穫・皮むきを終えて「柿のれん」に吊るしていた市田柿を、少しずつ降ろし始めました。
吊るして乾かしていた市田柿の実を、今度は時々揉みながら、平たく並べて乾かしてゆきます。
上の写真は降ろしたての市田柿、下は数日間、揉んで天日干しを繰り返した市田柿です。
市田柿の実からにじみ出た果糖の結晶が、うっすらと粉になって表面全体を覆っています。
この糖分の結晶がだんだんと重なっていくと、白い粉をまとった市田柿になるのです。
先に吊るし始めた市田柿から順番に降ろしてゆくので、年明けまでは、この作業が続きます。