これ、何だと思いますか?
春から夏にかけて、家の周りでよく見かけるものです。
几帳面に、キッチリと巻かれた葉っぱが、たくさん落ちています。
中を開いてみると、小さな小さな虫の卵が、包まれているのが分かります。
どの葉の包みにも、必ずひとつの卵が入っていて、とても可愛らしいです。
これは、「オトシブミ」という、ゾウムシの仲間の卵だそうです。
卵からかえったオトシブミの幼虫は、自分を包んでいた葉っぱを食べて大きくなるのだとか。
この可愛い「落とし文」を見かけるようになると、もうすぐ夏だな、と思えます。